エコノミークラス症候群対策事業 in 岩手
- プロジェクト
- パワーアップ・ジャパン from Tokyo
- イベント名称
- エコノミークラス症候群対策事業 in 岩手
- 開催日
- 2017年2月20日(月)、22日(水)
2016年度パワーアップジャパン from Tokyo 被災地復興支援の第11弾として、岩手県八盛岡市の岩手大学、釜石市の申子公民館・唐丹公民館、大船渡市の大船渡市民体育館で「エコノミークラス症候群対策事業in岩手」を開催しました。講師として、大西一平氏・土井龍雄氏・佐藤真治氏の3名を迎え、盛岡地域の生涯スポーツ指導者・岩手大学生、釜石・大船渡地域在住の方を対象に104名の方が参加しました。本事業の前に参加者一人ひとりに対して歩き方測定が実施されました。最初に、大西氏より阪神淡路大震災での経験に加え、東日本大震災直後のまちの様子や約5年経った現状などの話から健康の重要性および歩くことの必要性について述べられました。歩くことの効果について、内科的視点から佐藤氏が、整形外科的視点から土井氏が説明がありました。その後、下半身の筋力トレーニングやストレッチの実践をしました。参加者は終始講師3名の掛け合いに笑顔が絶えず、講義後に多くの参加者が質問に行くなど積極的な姿が見られるなど大盛況で本事業は終了しました。
参加者コメント
20代 男性
今まで、歩くことという生活の一部分についてあまりフォーカスして考えたことがなくて、やはり人間の原点である歩くことということについて、自分の悪い点などを見つけられたましたし、この「歩く人。」のプロジェクトにかかわっていく上でいい導入の機会となりました。自分は将来スポーツ科学で学んだことを地方自治体の職員とかそういった場面で生かしていきたいと思うので、地域に関わる一員としてこういった「歩く人。」のプロジェクトで学んだことを多くの人に伝えていける最初の一人になれればと思います。
20代 男性
歩くという一番基本的なことが実は一番大事だなということを知ることができて良かったかなと思います。これからの生活とかこの「歩く人。」のプロジェクトなどで生かしていけたらと思います。将来、地域スポーツに関わっていくかもしれないので、その時にどうやったら高齢者の方が健康になれるかなどにおいて、今回のような機会で学んだことを生かしていければと思います。
80代 女性
夢クラブって言って、この地域の20人くらいが集まって運動してるんだけど今日はすごくよかったです。みんな一週間に一回はここに集まって運動してるからそこでみんなで実践していきたいです。普段ここに来ないような人もどんどん誘って、教えてもらったことの良さを伝えていきたい。
70代 女性
今日はどういうことをして頂けるのかなと思ってきたんですけれども、今までやってきたことのないをやって頂いてとても新鮮でした。そして、こういったことをやっていかないといけないと思いました。今日教えてもらったことを忘れないようにもらった本を読んで実践していかないとなと思っています。
70代 女性
すごくよかった。全部がよかった。後出しジャンケンとかは普段からやっているんだけど、今日みたいな歩くことについてこれからやってもらいたいと思います。あと、今日来れなかった人たちに教えてもらったこともらった本を使いながら伝えていきたいです。
アスリートコメント
大西一平(一般社団法人 OVAL HEART JAPAN代表)
土井龍雄(ダイナミックスポーツ医学研究所副所長)
佐藤真治(大阪産業大学人間環境学部スポーツ健康学科教授)