平成30年度パワーアップジャパンfrom Tokyoエコノミークラス症候群対策事業の第2弾が、南相馬市鹿島区・鹿島体育館　多目的室（2階）にて開催されました。林崎拓也氏（NPO法人NSCAジャパン）を講師として迎え、南相馬市内居住者を対象に自宅でも楽しくできる小さいボールを用いた運動教室が実施されました。31名の参加者を迎え、講師による様々なエクササイズの指導が行われました。ボールを使ったエクササイズでは、ボールを握る、ボールを投げて捕る等の上半身を意識したエクササイズに加え、ボールの上に足をのせる、足でボールをつかむ等の下半身を意識したエクササイズがありました。エクササイズと交互にストレッチを行い、身体をほぐすことの大切さの指導もありました。参加者が苦戦していた脳トレではアレンジされたじゃんけん等を用いて頭の体操も行いました。笑顔の絶えない和やかな雰囲気の中、参加者が果敢にチャレンジしていく姿が見受けられました。普段はあまり運動する機会がないという参加者が多い中で、本イベントは運動することの楽しさを実感する良い機会となりました。

アスリートコメント

林崎拓也（NPO法人NSCAジャパン）

Q本日の感想を教えてください

A今回で4回目の参加でしたが、今回はメインで講師を務めてその場だけにならないように、楽しくできる内容で自宅でもできる運動を紹介して行いました。毎年鹿島の皆さんが元気になってきていると感じます。さらに地元の人が元気になってほしいという思いで取り組んでいます。

Q今後の被災地に対する活動のお考えをお聞かせください

A震災から8年が経っていつまでも被災地と言っていられないと思います。実際に仮設住宅も減ってきています。震災からの復興に向けて、震災当初と今では行動することも変わってくると考えています。

Q参加者の皆さんならびに被災地の方々へのメッセージをお願いします

Aまた来年も元気な姿でお会いしましょう。